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向島百花園について [墨田区]

向島百花園は、江戸の町人文化が1804~1830年頃に造った庭園で、
花を咲かせる草花の鑑賞を中心とした民営として開園しました。
当初は3,000坪ほどの土地を買い取ったのだそうです。

開園当初は、360本のウメが主体だったそうで、
「新梅屋敷」などと呼ばれていたそうです。
その後、様々な樹木を植えられ、
四季の花が咲くようにしました。

2CIMG2175.jpg

こうして、江戸時代の庶民の楽しみの一つとなった向島百花園は、
江戸町民文化がもっとも栄えた文化・文政期で、
花と茶などを楽しんだのでした。

また、梅の実から梅ぼしを作り、
それを販売もしたということです。
それが人気になり、
梅園は広く知られるようになりました。

それにしても、1年中、
花が観賞できるとは、うれしいことです。

また、向島百花園の中に「福禄寿」が祀られており、
「隅田川七福神めぐり」の一つで、
年の初めは多くの人で賑わいます。


「百花園」の名称は、「梅は百花に魁けて咲く」
または「四季百花の乱れ咲く園」という意味で
つけられそうです。

昭和53年10月に文化財保護法により
国の名勝及び史跡の指定を受けました。

そうして、今ではすっかり東京の名所になりました。
折々の草花が咲く、自然のままの雰囲気の
向島百花園となりました。


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タグ:向島百花園
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