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梅の話し 梅の都

まだまだ寒い時期に花を咲かせ、
かわいい花を観賞でき、実の収穫もできる梅は、
江戸時代から「一家繁栄」の象徴とされてきました。

徳川家康は、御三家の紀州・尾張・水戸の地に、
永遠の繁栄を願って植梅したとされ、
いずれも梅の都として愛されています。

紅梅.jpg


<水戸の偕楽園>

1842年(天保13年)に藩主・徳川斉昭は、
「衆と偕(とも)に楽しむ場」として開設したものです。
それが偕楽園の始まりだそうで、
毎年2~3ヶ月かけて「梅まつり」を開催されています。

約100品種3,000本の梅があり、
全国から大勢の観光客が訪れています


<紀州>
梅干しの中では「紀州南高梅」が有名です。

江戸時代初め、農民が困窮していたのをみて、
田辺藩家老の安藤帯刀は、
痩せ地や傾斜の強い山畑でも育つ梅で
農民を救おうとしたということです。

本格的な梅の産地となったのは明治以降になりますが、
今では食用梅の生産量は日本一になりました。

花の季節には見事な梅の花で埋まるそうです。


<尾張>

名古屋城の周りは、
春になると多くの梅が咲いています。

愛知県知多市佐布里(そうり)では、
桃の木に梅を接木してつくられた「佐布里梅」
呼ばれる梅があります。

この梅の実は、多肉質で種子核が小粒で
梅漬け用として人気がでました。
っそのため大正から昭和初期にかけて
数多く植えられました。

2014年2月1日には、佐布里池の西に、
佐布里緑と花のふれあい公園「梅の館」が
開館したというこです。





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